I.D.Aニュース

2024.04.01

イラストレーターとはどのような仕事?年収や必要な資格なども解説

【コラム01】イラストレーターとは

アニメやソーシャルゲームが人気になるにつれて、そのイラストを手掛けるイラストレーターの職業の人気も高まっています。
この記事ではイラストレーターに興味がある人向けに、イラストレーターの仕事の概要やイラストレーターとして活躍するために必要なスキルなどを紹介します。イラストレーターについて知り、具体的にどのようなキャリアパスを歩むべきか一緒に確認しましょう。

 
イラストレーターとはイラストで商品やサービスをより魅力的に見せるプロ

イラストレーターとはイラストで商品やサービスをより魅力的に見せるプロのことです。
書籍やWebサイト、商品のパッケージやポスターに掲載するイラストを描くことは、イラストレーターの仕事を身近に感じられる良い例でしょう。
ほかにもソーシャルゲームのキャラクターを描いたり、人気が出てくれば自分で画集を出したりする場合もあります。
イラストを描く仕事であれば、どのような仕事でもイラストレーターの仕事になります。
では、イラストレーターの仕事がどのように進行するか、一緒に確認しましょう。


 
依頼人から仕事をもらう営業活動

まず、イラストレーターとしてイラスト作成の仕事をもらうために、営業活動が必要です。
企業に所属している場合、営業活動は営業担当が行ってくれます。
フリーランスで仕事をしている場合、自分で営業活動をする必要があり、SNSや交流会などで仕事をもらえるように積極的に働きかけましょう。



仕事が決まったらイラストのイメージをヒアリング

営業活動で仕事を受けたら、次に行うことはイラストイメージのヒアリングです。
どのような媒体にイラストを描くのか、アナログかデジタルか、どのような層をターゲットとして考えているかなどを詳しく依頼人に聞いていきます。このヒアリングを丁寧に行って依頼人がイメージした通りのイラストを描ければ、依頼人の満足度を高くできるでしょう。
依頼人の満足度が高ければ次の仕事をもらえる可能性も高くなるため、ヒアリングは丁寧に、そして正確に依頼人の意図を汲み取れるように行うことが大切です。

 

ヒアリングに合わせたラフの制作

ヒアリングが完了したら、次はラフを制作します。ラフとはイラストを完成させるための下描きのようなものと考えてください。
イラストの完成像がイメージできるような構図や全体像の下描きを作成し、これをもとに依頼人とさらにイメージを合わせていきます。
ラフでより細かくイメージをすり合わせることで、依頼人と認識のズレがないイラストの完成を目指せるでしょう。


 
OKが出たラフをもとに清書と彩色

ラフの修正を何度か繰り返して、ラフにOKが出たらいよいよ清書と彩色(色付け)です。
提出したラフにしっかりとペン入れを行い、キャラクターと商品のイメージを壊さないように彩色を行います。
色味によってキャラクターや商品のイメージは大きく変わってきます。
人が無意識に色に対して持ちやすい感情やイメージなどもあるため、キャラや商品にぴったりとマッチする色を付けてキャラと商品のイメージをさらに高めていきましょう。


 
修正対応を行い最終納品

清書と彩色が完了したらその最終イラストを提出して、依頼人の最終確認を受けます。
この段階での修正に大きなものはありませんが、細々とした依頼人の要望に応えて納品が完了です。
この後はまた営業活動に戻るか、依頼人がイラストを継続的に必要とする場合、再度依頼をもらえる場合もあるでしょう。
また、イラストに満足した依頼人が別の依頼人を紹介してくれる場合もあります。
そのため、自分の仕事の出来が次の仕事につながる可能性があると考えて、一つひとつの仕事を丁寧にこなしていきましょう。


 
イラストレーターとして活躍するために必須のスキルは3つ

イラストレーターとして活躍するために必須のスキルは多いですが、ここでは代表的な3つのスキルを紹介します。

1. センスのあるイラストを描けること

イラストレーターとして活躍するために、センスのあるイラストが描けることは必須のスキルです。
紙媒体でもWeb媒体でもポートフォリオといわれる自分の作品集を自己紹介として持っていることは、イラストレーターの世界では一般的です。
このポートフォリオに魅力的でセンスを感じられるイラストが多くなければ、依頼人はあなたに依頼をしてくれません。
企業に就職する場合も、魅力的でセンスのあるポートフォリオがなければなかなか就職が難しいでしょう。
よって、センスあるイラストを描けることはイラストレーターとして最低限必須のスキルです。
ただし、最初からセンスのあるイラストを描ける必要はありません。練習を繰り返す中で努力してセンスを身に付けるやる気があればセンスはいずれ身に付きます。
まだ自分にはセンスがないと感じる人も、センスを努力で身に付ける気持ちがあれば、イラストレーターを目指すことは十分可能です。
諦めない気持ちを持って、イラストレーターを目指しましょう。

 
2. コミュニケーション能力があること

イラストレーターの仕事は、依頼人の頭の中にあるイメージを形にする仕事です。
そのためには会話を通じて、相手の意図をしっかりと言葉にしてもらい、それを理解する高いコミュニケーション能力が必要です。
また、あなたが作成し掲載したイラストを見た人が、そのイラストを見てどのようなイメージを持つかを考えることも必要になるでしょう。これも一種のコミュニケーションといえます。
高いコミュニケーション能力がなければ依頼人の意図も汲み取れず、イラストを見た人の気持ちもわからないため、質の高いイラストを描けるイラストレーターになることは難しいでしょう。
このようにイラストレーターとして活躍するためには、高いコミュニケーション能力が必要になります。

 
3. ITツールを使いこなす能力があること

近年のイラスト業界ではITツールを用いてイラストを作成することが一般的です。
たとえば「フォトショップ」や「イラストレーター」などのITツールは多くのイラストレーターに使われるツールです。
このようなツールのほか、依頼人とコミュニケーションを取るためのツールや、画像を保存しておくためのツールの使い方などもイラストレーターは使いこなせなければなりません。
イラストレーターとして活躍するためには、ITツールを使いこなす能力も必須になるため、ツールの使い方は早いうちから習得しておきましょう。


 
イラストレーターに必須の資格は存在しない

イラストレーターになるために必須の資格は存在しません。
これは誰でもイラストレーターになれるチャンスともいえますし、反対にスキルがなければ誰もイラストレーターとして認められないともいえます。
必須の資格がない代わりに、イラストレーターを名乗れるだけのスキルがあることがイラストレーターとしての必須資格だと考えて、日々イラストスキルの向上を目指しましょう。


 
フリーになればスキル次第で上限なく年収を上げられる

イラストレーターの働き方の1つとしてフリーランスの選択肢があります。フリーランスになればイラストレーターの収入には上限がありません。
自分で自分のイラストに値段を付けられる上に、依頼の受注件数も調整できるため、依頼人との交渉次第で年収を高く設定できるでしょう。
フリーランスには収入にも働き方にも自由をきかせられる反面、自分で仕事を見つけなければならない厳しさもあります。
企業に勤めることと、フリーランスの働き方を比べて、あなたに合う働き方ができるイラストレーターを目指しましょう。


 
イラストレーターを目指すならインターナショナルデザインアカデミー

初心者からイラストレーターを目指すなら、ぜひインターナショナルデザインアカデミーを進学先候補に入れてみてください。
インターナショナルデザインアカデミーでは、初心者でも十分なスキルを身に付けられるカリキュラムを中心に授業を行っています。
しっかりとしたスキルが身に付いていることを確認するために、在学中からコンテストや公募にも応募するような実践的な授業を行うことも、インターナショナルデザインアカデミーの特徴の1つです。
さらに、実務経験のある教員も多く在籍し、イラストレーターの現場をよく理解している教員が授業を担当しています。
その結果、インターナショナルデザインアカデミーでは学校を出てからも通用する本格的な授業を受けられます。
初心者からでもOKで2022年3月の就職率は100%
インターナショナルデザインアカデミーが初心者にも向いている学校であるとお伝えした理由は、その就職実績にあります。
2022年4月の卒業生の就職実績は就職希望者の就職率が100%でした。就職先には大手出版社や印刷会社、Web系企業など多岐にわたります。
初心者でイラストレーターを目指したい、さらに、就職までしっかりサポートしてほしい人はぜひインターナショナルデザインアカデミーをご検討ください。