2024.04.19
アニメや漫画がかつてないほどの盛り上がりを見せる昨今の日本では、自身でもキャラクターデザインをしてみたいと思う人も増えています。キャラクターデザインとは?初心者からキャラクターデザイナーになる方法を紹介
【コラム05】キャラクターデザイナー・キャラクターデザインとは
この記事では自身でキャラデザをしてみたいと考える人向けに、キャラクターデザインとは何か、また、キャラクターデザイナーの実際の仕事内容などを紹介しています。
キャラクターデザイナーになるための方法も紹介しているため、将来はキャラクターデザイナーになって活躍したい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
キャラクターデザインとはキャラ設定に合う外見をデザインすること
キャラクターには設定とその設定に合わせた外見のデザインが必要です。
設定と外見の両方をキャラクターデザイナーが決定する場合もあれば、設定は与えられて外見のみデザインする場合もあります。
いずれの場合も設定に合う外見をデザインする意味でキャラクターデザインにあたります。
初心者がキャラクターデザイナーになるために学校に通うべき理由
初心者からキャラクターデザイナーを目指したい人は学校に通うべきです。その理由を3つ説明します。
実践を通じてキャラデザのことを学べるから
キャラクターデザイナーを目指す人が学校に通うべき理由の1つ目は、実践を通じてキャラデザを学べるからです。
キャラデザを学びたい人のために、キャラデザについて説明した多くの書籍やWebサイトがあり、知識を得ること自体は簡単な時代です。
しかし、知識だけでは良いキャラクターデザインはできません。その知識をもとに、実践を通じてキャラデザをより深く身に付けることで優れたキャラクターデザイナーとして成長できます。
知識だけではなく実践を通してキャラクターデザイナーとして成長できるため、初心者からキャラクターデザイナーを目指す人は学校に通うべきだといえます。
将来どのような仕事をするかイメージしやすいから
実践的な授業を受ける中で、将来自身がどのような仕事をするかイメージしやすいことが学校へ通うべき2つ目の理由です。
学校によっては在学中に物販を行ったり、有償でイラスト制作を行ったりするなど、本職のキャラクターデザイナー顔負けの実践的な活動を行うところもあります。
このような実践的な活動を在学中から行える学校に通えば、将来キャラクターデザイナーになった際、自身がどのような仕事をするかイメージしやすくなるでしょう。
独学ではなかなか見えてこない実際の業務のイメージを学生のうちに持てることは、その後の進路で大きな強みになります。
キャラクターデザイナーがどのような仕事をするかわからない不安を払拭したい人は、ぜひ実践的な授業で将来のイメージが持てる学校に通って、安心してキャラクターデザイナーを目指しましょう。
就職まで徹底的にサポートをしてくれるから
学校に通えば就職まで徹底的にサポートをしてくれることが、キャラクターデザイナーを目指す初心者が学校に通うべき3つ目の理由です。
初心者がキャラクターデザイナーを目指す上でもっとも不安なことは、将来きちんと就職ができるかどうかです。
その点も学校に通えば安心といえます。なぜなら学校に通えば、過去に多くの学生の就職サポートを経験した実績のある教員が、あなたに合わせた最適な就職のサポートをしてくれるからです。
学校のサポートがあれば就職に困ることもありません。たとえば当校インターナショナルデザインアカデミーでは、2022年の就職実績として就職希望者の就職率は100%です。
このように学校に通えば就職のサポートまで安心して任せられるため、初心者がキャラクターデザイナーを目指す場合には学校に通うべきだといえるでしょう。
キャラクターデザイナーの仕事内容を流れに沿って紹介
キャラクターデザイナーが行う仕事内容を、仕事の流れに沿って紹介します。
クライアントの求めるキャラクターをヒアリング
キャラクターデザイナーの最初の仕事は、クライアント(依頼人)の求めるキャラクターイメージをヒアリングすることです。
事前に設定だけは決まっている場合と、設定からキャラクターデザイナーに依頼したい場合があり、ヒアリングはそこからスタートします。
クライアントから十分にヒアリングをしなければ、クライアントの望むキャラデザができないため、丁寧にクライアントの意向を伺いましょう。
デザイン案を複数作成してラフを作成
クライアントとイメージの共有ができたら、そのイメージに合うようなデザイン案を複数作成してラフを作ります。
ラフとはキャラクターのデザインを完成させる前の下描きのようなものと考えましょう。
最終的なキャラデザがクライアントにとって満足度の高いものになるように、ラフを元にしてクライアントとより正確にイメージを詰めていきます。
決定したラフを清書して彩色
作成したラフに対してクライアントからOKが出れば、その決定したラフに対して清書して彩色します。
ペン入れを行い色も付けることで、キャラクターがよりいきいきとしたものになります。
また、色を付けることで最初に決めたキャラクターの設定がよりわかりやすくなる場合もあるでしょう。
最終調整をしてクライアントに納品
清書と彩色まで完了したら、それをクライアントに提出し、最終的な細かい調整をして納品が完了になります。
キャラクターのポージングや表情、小物や衣装の変更などに対応する場合もあり、清書や納品の段階では複数枚のキャラクターデザインを提出することも珍しくありません。
キャラクターの人気が出てくれば追加で依頼を受ける場合もあり、その場合もキャラクターデザイナーの出番です。
クライアントやキャラクターのファンになってくれた人の要望に応えられるような、すばらしいキャラクターをまたデザインしましょう。
キャラクターデザイナーの年収は300~500万円が目安
キャラクターデザイナーは年収300~500万円が目安といわれます。
多くの企業がこの年収年収で求人を出しており、企業に就職してキャラクターデザイナーになる場合の年収はこのあたりを目安として考えましょう。
もちろん就職する企業や地域によっても年収の差は大きいため、就職する前にその企業の平均年収を確かめることも忘れてはいけません。
有名キャラクターデザイナーになれば大きな収入が得られる
企業でキャラクターデザイナーになる場合の一般的な収入年収は300~500万円と紹介しましたが、有名なキャラクターデザイナーになると収入は非常に大きくなります。
フリーランスとして働き、指名を受けてキャラクターデザインを行うようになればデザインあたりの単価を自身で決定できます。
また、仕事を受ける件数も自由に調整できるため、収入に上限がなくなるでしょう。
さらに、人気のキャラクターを描けば関連グッズも多く販売されるため、より多くのイラストが必要になりそれも収入アップにつながります。
資格は不要だが独学でデザイナーを目指すことは難しい
キャラクターデザイナーを目指す上で資格は不要です。しかし、独学でキャラクターデザイナーを目指すことは非常に難易度が高いです。
キャラクターデザイナーになるための知識は、書籍でもネットでも簡単に調べられます。
しかし、独学では体系的に知識をヌケモレなく習得して、その知識をどのように実務で使うかを理解することは難しいでしょう。
「初心者がキャラクターデザイナーになるために学校に通うべき理由」のところでも解説したように、初心者からキャラクターデザイナーを目指す場合には学校へ通うほうがメリットが多いです。
将来キャラクターデザイナーとして大きく活躍したい人は、ぜひ学校へ進学して知識やスキルを習得することを検討しましょう。
キャラクターデザインを体系的に学べるインターナショナルデザインアカデミー
キャラクターデザインを体系的に学びたい人は、インターナショナルデザインアカデミーをぜひ進学先の候補に入れてみてください。
インターナショナルデザインアカデミーなら、コンテストへの応募や企業との提携による実践的な授業で知識やスキルを身に付けられることから、初心者からでも就職率は100%です。(2022年実績)
さらにイベントへの出店を経験する学生もおり、物販やイラスト制作の依頼を受ける可能性もあります。
就職まで安心してサポートを任せたい人や、本格的なキャラクターデザイナーとしての業務を在学中に体験したい人は、ぜひインターナショナルデザインアカデミーをご検討ください。