2024.04.19
Webサイトが社会にとって広く一般的になったことで、Webデザインも同様に広く社会に普及する言葉になりました。Webデザインとは？Webデザイナーの仕事や独学で目指す方法を紹介
【コラム04】Webデザインとは
しかし、Webデザインとは何か、正しく理解している人はまだ多くないでしょう。
そこで、この記事ではWebデザインとは何か説明した後に、Webデザイナーの仕事やWebデザインを身に付けるための方法も紹介します。
Webデザインとは何か知りたい人も、Webデザイナーを目指す人もぜひこの記事を参考にしてみてください。
WebデザインとはWebページの見た目をデザインすること
Webデザインを一言で説明すると、WebページやWebサイトの見た目をデザインすることです。
PCやスマホを使って多くの人がさまざまなWebサイトを訪問します。そのWebページやサイト全体を設計することがWebデザインです。
Webページ内にどのような画像やバナーを配置するか、文字の装飾はどのように設定するかなどを検討し、それを実装することが一般的なWebデザイナーの仕事です。
最近ではバナーそのものをデザインしたり、LP（ランディングページ）といわれる申し込み用のページまでWebデザインといわれることもあり、その活動の領域はさらに広がっています。
Webデザインを仕事にする人がWebデザイナー
Webデザインを業務として行う人はWebデザイナーといわれます。
活動の領域が広がっているWebデザインの仕事は具体的にどのようなものなのか、Webデザイナーの仕事を一緒に確認しましょう。
Webサイトでどのような目的を達成するか考える企画
Webサイトのデザイン業務で重要なものに、そのサイトを構築する目的を明確にする企画業務があります。
Webサイトを構築するときには必ずそのサイトを構築する目的があります。
お客さんを集めるための集客目的か、会社をブランディングするための目的か、会員サイトとして会員さん同士で交流を持つためのサイトかで大きく設計が変わるため、目的を明らかにしてサイトを作らなければなりません。
それぞれの機能を1つのサイトに集約することも可能です。
しかし、あらかじめ多くの機能をサイトに持たせると決めてからサイトを構築しないと、サイト設計がややこしくなってしまい、メンテナンスが行いにくいサイトになってしまいます。
そのため、Webサイト構築の際は、まずどのような目的でWebサイトを構築するかを明らかにして設計に入りましょう。
目的を達成できるようにデザインを設計
Webサイトを構築する目的が明らかになったら、いよいよデザイン設計に入ります。
設計はただ単純にWebサイトがきれいな見た目になれば良いわけではなく、目的に即したものにする必要があります。
たとえばここでは集客目的のWebサイトを設計すると考えましょう。
集客目的のWebサイトであれば、そのWebサイトをどのように人々に見てもらい申し込みをしてもらうかを考えなければなりません。
広告を打つのか、検索エンジンで上位表示をさせて多くの人が検索エンジンから流入してもらうのかなど、露出の方法によってサイトの設計が大きく異なります。
初めから広告ありきでサイトを作成するなら検索エンジンでの上位表示を意識しないでいいため、デザインを重視してサイトを設計できます。
反対に検索エンジンでの上位表示を行う場合、検索エンジンに対する最適化を行い、どのようなキーワードで検索したときにこのサイトを上位表示させるかを考えなければなりません。
また、ユーザーにサイトに訪問してもらった後も、販売する商品やサービスに申し込みやすい導線を考えてサイト設計をする必要があるため、単純な見た目のきれいさ以外にも気を使う必要があります。
デザインを実装するためのコーディング
サイトの設計ができたらそのデザインを実装するためのコーディング作業です。
コーディングをおおまかに説明すると、HTMLやCSSといったWebサイトを構築するためのプログラミング言語を用いて、Webサイトを形にしていく作業のことです。
Webサイトをインターネット上で表示させるためのプログラムを書いて、サイトの背景・入力文字やその文字色・文字の装飾、さらには画像やレイアウトまで指定する作業をプログラムで行います。
このコーディングについてはコーダーといわれるコーディング専門の担当者が実施する場合もあり、Webデザイナーと別の人が実施する場合もあるでしょう。
このコーダーとWebデザイナーが兼任になる場合もあり、その場合はこのコーディングもWebデザイナーの仕事になります。
目的達成のために継続して行うデザイン改修
Webサイトは作ってからが本番といっても過言ではありません。
当初設定した目的を達成するために何度でもデザイン改修を行えることがWebサイトの強みです。
雑誌やTVCMなどは一度作ってしまうとそのまま発行や放送をしなければなりません。途中で差し替えることもできないため、次回の発行や放送で改善することになります。
しかし、自社管理のWebサイトなら常に任意のタイミングで改修を行えます。
ユーザーの同意を得てデータを取得していれば、そのデータを元に分析し、日々改善のためのサイト改修が可能です。
スピーディーに目的達成を目指せることが、WebサイトやWebデザイナーの強みです。
Webデザインは独学で身に付けられるが難易度は高い
Webデザインは独学で身に付けられます。書籍やWebデザイナーを目指す人のためのサイトも多くあるため、それらを使ってWebデザインを身に付けることは可能です。
しかし、本当に実務で必要な知識を体系的に取得する場合は難易度が高くなります。
書籍やWebサイトにある知識は、あくまでもただの知識です。その知識を使ってどのように現場でWebデザインを行っているかを知らなければ、その知識もうまく機能しないでしょう。
そのため、Webデザインは独学で身に付けられますが、実務に通用する知識やスキルの面では、独学での習得は非常に難易度が高いと覚えておきましょう。
資格も不要でスキルがあればWebデザイナーになれる
Webデザイナーになるための資格は不要です。スキルさえあれば誰でもWebデザイナーになれます。
しかし、反対に考えればスキルがなければWebデザイナーとして認められない厳しい世界だともいえます。
誰でもWebデザイナーを名乗れる世界だからこそ、ほかの誰にも負けないスキルが絶対に必要になることを覚悟しておきましょう。
「やめとけ」と言われるほど将来性の無い仕事ではない
Webデザイナーは「やめとけ」と言われるほど将来性の無い仕事ではありません。
たしかにWebデザインの世界は厳しく、その競争で生き残れない人にとってはやめておくほうが良い選択肢に見えるかもしれません。
しかし、Webデザインは世界中のどこでも通用するグローバルなスキルです。
今後ますます進行するグローバル化の波の中で、インターネットやWebはますます重要なものになっていきます。
インターネットやWebの世界が重要になればなるほど、WebデザインやWebデザイナーの重要性も増していきます。
誰にも負けない実績とスキルがあれば、Webデザイナーは活躍の場を世界に広げることも夢ではありません。
自分の努力とスキルを信じて、厳しい世界で夢を見る覚悟がある人にとっては、Webデザイナーの仕事は非常に魅力的な仕事といえるでしょう。
Webデザインを正しく勉強したいならインターナショナルデザインアカデミー
今後社会の中でWebデザイナーとして活躍するため、Webデザインを正しく学びたい人はぜひインターナショナルデザインアカデミーへの進学もご検討ください。
インターナショナルデザインアカデミーでは、Webデザインの知識を基礎から体系立てて学べます。
企業とコラボした実践的な授業を通じて、Webデザインの現場で必要な知識やスキルを十分に学べるため、卒業時には即戦力として活躍できるだけの知識やスキルがあなたに身に付いているでしょう。
Webデザイン以外にも多くのことを実践形式で学べる
また、インターナショナルデザインアカデミーではWebデザイン以外にも多くのことを実践形式を通して学べます。
Webデザインのほかにも、サイト構築に必須の写真基礎や色彩学、コンセプトの学習、少し毛色の違うゲームデザインや映像の編集などについても学べます。
どの知識もWebデザイナーを目指す上で必ず役に立つ知識やスキルになるため、より幅広い世界で活躍したい人はぜひインターナショナルデザインアカデミーをご検討ください。